よっち隊長とkimono
むかしむかし、おりんちゃんと呼ばれていた祖母(本名リン)は毎日着物で過ごしていた。帯結びはたぶん貝の口。
そして母は、今でもお正月は必ず着物で過ごしている。あ、一度だけ、足を骨折した年だけは洋服だったっけ。
着物を着ている人を見てはいたが、実際よっち隊長と着物との出会いは高校生の時、家庭科の授業で浴衣を仕立てた時だった。次に仕立てたアンサンブルは、21歳になる年(中途半端)の初詣に着て行った。
成人式は、母と選んで買ったグリーンの振袖。特に選ぶことに興味はなく母の気に入ったものだったような気がする。とにかくパンパンに太っていて、写真を見るのも恥ずかしい。
そして結婚式には、白無垢と色打掛。これは両方自分で決めてみた。赤というキャラではないので、ゴールドの色打掛。披露宴のビデオには、友人の「似合わね~~笑」の声が入っているが本人は気に入っている。
そしてその4年後、DMがキッカケで着付け教室に通い某きもの学院で免許を取得する。
卒業後、友人と美容室の成人式着付けに入るようになって、現場着付けの難しさを知り、プロ育成着付け講師のところで更なるスキルアップを目指す。
学院を卒業して3年後、友人と着付け教室を始める。それはそれは楽しい教室だったが、着付け教室と成人式着付けのみでは、経験が足りないと思い、2011年、6年続けた着付け教室を離れ、現在、凛kimono塾の着付教室をはじめ、各種出張着付け、成人式前撮り、成人式着付け、卒業式の袴の着付け、写真スタジオ、結婚式場などなど色々な現場でスキルアップ中。
-
2011年 某学童保育所でイベントとしておこなった浴衣レッスンが大好評。
-
2012年 着付け以外の仕事を辞めたのをキッカケに凛kimono塾を始める。
-
2014年 袴のレンタル会社と提携し、卒業式に関わる仕事を始める。
-
2017年 東京キモノショーに関わり、2018年からは実行委員会の一員となる。
-
2018年 NPO法人全日本福祉理美容協会、車椅子着付けの講師になる。
-
2020年 NPO法人全日本福祉理美容協会から独立した一般社団法人日本ラポール福祉協会に所属変更
-
2021年 一般社団法人日本ラポール福祉協会を退会し個人で車椅子着付けの活動開始
凛・・・凛とした着物姿とおりんちゃんの名前から凛kimono塾と名づけました。